母ログーMorikoの場合

50代小学生の娘の子育て・節約・健康

個人面談会 イケメン先生の熱き思い 

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先日、夫と小3の娘の担任の先生との個人面談会に行ってきました。

授業参観もなく、私は、先生にお会いするのは始めて(夫はコロナで休校期間に訪ねて下さった時にお会いしている)。

運動会などで、拝見した事はありましたが、30代の爽やかなイケメン先生です。

 

先生:成績表を渡されながら、「勉強に対してはいうことないです」

 

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開口一番「先生、家庭での学習はどうしたらいいでしょうか?」
 

 

というのも、最近、色んなママさんのブログを読みながら、勉強は宿題のみで、塾も通信教育などもしておらず、あとはほぼユーチューブっていう我が家での小3娘の状況に少し焦り💦を感じていたのです。

 

先生:子供たちは、学校で一生懸命勉強しています。特にいまはコロナの影響で6限まで目一杯頑張っているので、家で勉強はしなくてもいいと自分は考えてます。自分がやりたい事、興味がある事をしたらいいと思います。あとは家の人の考えで・・・。

娘さんは、授業の中で理解しています。あとはやりたいことをしたらいいと思う。彼女が興味ある事、絵を描いたりとかかな?

 

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そっか・・。子供は学校で勉強してるんだった・・
 

 

 そんな当たり前とも言えることがすっぽり抜け落ちていました。片道25分くらいの通学路を、重いランドセルを背負って疲れて帰ってくるのに、帰宅後、少しでも価値ある時間を過ごさせたい、と焦る気持ちがありました。

 

先生:話しを聴く姿勢でも、ただ聞いているだけでなく、自分でもよく考えている事がわかる。そこを大事にしていってあげたいな、と思う。先生が話している時に「先生、先生」と割り込もうとする事はよくないよ、とは言うときはあるが(苦笑)でもそれは可愛いもんですが。

友達とも外でも、中でも何か作ったりなどしてよく遊んでいる。

僕が見ている限りはすごく楽しそうにしている。

いろんな知識を持っているから、両親とたくさん話しをしているのかな、と思っていますが・・

 

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本人は、知識の5%は父ちゃん母ちゃんから、88%はYoutubeから、と言ってます
 

 

先生:僕がこんな話し知ってる?とか聞くと、知ってる知ってる、と補足してくれる。心霊話し、不思議な話し、世界で未解決の話しなど、食いついてきて、クラスの中でも物知り。

自分をしっかり持っている。すごく優しくて友達の話しもよく聴いてくれる。でも、流される事はない。自分の軸があって、いろんな話しを聴いている。

自分はこれまで高学年を担当する事が多かった。その中で感じた事は、何でもきちんとする子。ノートもきちんととる子。そういう子に限って成績が伸びていかない。

逆にノートが汚かったりする子がどんどん伸びていったりする。

何が違うのか?それは、自分で考えるかどうか、だと思う。

僕からの指示を待ってテキパキと動ける子はいっぱいいる。でも、自分の指示を待たずに動ける子を育てていきたい。自分(先生)がボス、リーダーになるんじゃなくて、子供たちが動くのをサポートする役割をしていきたい。悩みながらやっている。

 

1学期、宿題の出し方を迷走していた。先生が「宿題は計算ドリルと漢字ドリルね」と出して、やってこない子にチクっというのがパターンだと思うのですが、それが自分には疑問。

先生に怒られるから宿題をする、というのは勉強の本質からずれている。何で宿題してるの、と聞かれて、例えば、いついつにテストがあるから、と答えてほしい。だから、テストの予定などを配っていた。それに沿って自由に自分で考えて宿題をしてほしい。きちっとやって結果をだす子もいれば、自由になるとどうしたらいいかわからない子もいた。

娘さんは、前者。そういう子にとってはそういうやり方は楽しい。自分のペースで出来る。でも、全員にとっていい方法ではないんだ、と1学期すごく反省した。

 

確かに、家でも今度テストがあるから、と自分から宿題してました。
 

 

先生:その姿ですね。そうなってくると僕のための宿題じゃなく、テストのための宿題。宿題の出し方に悩みました。僕ら大人で子供を育てたいので、ご意見があれば聞かせてほしい。

自分で考えられる子が、そこから飛び抜ける事が出来るというイメージがある。3年生のうちにそれが少しでも身につける事が強いんじゃないかなと思って。高望みなのかなと思いながらも、あきらめずにやってあげないとと思って。

その他大勢、言われた事をやるのは当たり前で、でもそこに埋もれてほしくないんです。そこから飛び抜けてほしい。娘さんは自分で考える力がもともとあるので、そこを伸ばしてあげたい。

勉強とか宿題とか自分で考えてやる一方、意外と真面目なんですね、学校のルールなどは、先生、あれしていい、これしていい?と聞いてくる。トイレいっていいですか?お茶のんでいいですか?帰りの用意していいですか?

そこは自分は、自分が思ったらやったらいい、ホントにあかんかったら先生注意するから。先生に聞く前に動いてみていい、と言っている。

 

先生の熱い志に触れて、信頼出来る先生に教えていただけている感謝の気持ちでこちらも心が熱くなりました!
 

 その日の一番目の面談で、早めに到着したので、30分近くお話が出来ました。

娘の様子、状況を知り、いかに娘の自主性を育み、長所を引き出していけるだろうか、試行錯誤する新たなスタート地点に立つことができました。