十六ささげってご存知?
十六ささげってご存知でしょうか?
いんげんを麺棒で伸ばしたみたい。
いんげんが少し平たくなって、びよ~んと伸びたような形状です。
ウィキペディアから抜粋しますと、
野生種が見られるアフリカの他、南アジア、東南アジア、中国南部など、各地で栽培されている。
現在では、主に愛知県と岐阜県、奈良県及び鹿児島県の種子島や奄美群島から沖縄県を中心とした地域で生産されている。食されるのもこの地方が中心である。
となっています。
東日本の出身の私は、結婚後、東海地方に来て初めて見て、
「な、なんじゃこりゃー」と、びっくりしたものです。
今頃が収穫期なのでしょう。
先日、「茹でて生姜醤油で食べたら美味しいよ」といただいた時には、ある程度揃えて片端をゴムで縛ってあり、売っている時もそのようになっています。
有名な京野菜はもとより、全国でその土地固有の気候や風土の中で育まれた色々な野菜が育てられているのを、改めて感じます。この個性が可愛い♥
この狭いエリアでも、見たことのない野菜・文化があるのだから、世界は知らないことだらけ!
でも、人口減少や少子高齢化とかでこういう固有の文化も衰退していると聞きます。
方言や各地の文化・風習を残す動きを聞くと嬉しく思いますが、衰退、画一化の波の方が大きいですよね・・・。
私の田舎では私が高校生の頃もマクドナルドはありませんでした。あったのはダンキンドーナツだけ。マクドナルドに憧れたなぁ~。
今はマクドナルド、あります!
イオン、あります!
大きなホームセンター、あります!
スタバ、あります!(あるかな・・?)
今住んでいるところと同じように・・・。
どこも同じような街並みになってしまいました。
地方文化・伝統の喪失・〇〇が絶滅の危機、といった話題に危惧しながらも、あれこれそろったスーパー、憧れだったチェーン店のハンバーガーショップの恩恵に与りながら、どこも似たような町並みになってしまった・・・、なんて勝手過ぎですね。
このコロナ禍で、地方回帰・地方創生の動きが大きく出てくるかもしれない!